
2014年6月14日、
スタッフ数名で材木座海岸の放射線量を測りました。
地図上の赤いラインが計測した範囲です。
一番高いところで、0.09μSV。
海岸を1時間掛けて歩きましたが高いところは見つかりませんでした。
問題となる数値ではないと判断します。
和歌江島スタートで行き陸側、帰り波打ち際を歩いて測定。
測定器は、
「Polimaster PM1610」で1分毎に記録を残す設定で、
ペットボトルに入れて地面を引きずりながら測定しました。
1分毎の記録をグラフ化したものがあるのですが、
ファイルサイズ制限でブログアップ出来ず、すみません。
楽宿開催に向けて、今年も放射線計測の必要があるかどうか、
スタッフ内でも軽い議論がありました。
ほとんどの方は鎌倉はもう安全だし計測の必要はないと思っている中、
測定継続の必要性をしっかりと意見してくださったのは、鎌倉のお父さん達でした。
その一部を、ご紹介しますね。
放射線は、今もどこかに滞留している事は事実です。
ただ活動範囲では、測定しても数値は出ないだろうというのが、前回の先生や私の意見でした。
簡易測定器で予備測定をして頂き、何か反応があれば先生の測定器という手順で良いと思います。
何も行わないと、足元の危険性にも気がいかなくなり、私達も、気持ちとして終わった事になることに。
軽度であれ、あの日は福島だけでなく鎌倉も同じ被災地であり、あれだけ騒いだのですから。できる範囲で数値の報告はしていった方がいいと感じます。
風化とともに、忘却、すり替えとなることを危惧しています。
私自身は関東に住むことを選んで暮らしておりますが、
決してすべてが安全だと思ってはおりません。
市議の長嶋さんが毎週自宅の線量を計ってブログなどに発信しています。
(数値の変化はあまりありませんが、微量の変化を長嶋さんは気にして教えてくれます)
また、今年の1月?(期日を忘れてしもた)材木座で塩焚きをしました。
その時の塩の線量を岡野先生に計っていただきました。
大丈夫だろう。より。
大丈夫。の声。実際に計測を行い、結果を上記のような図やグラフなどに起こし、
報告をまとめて下さっているのもお父さんスタッフです。
このような方々がいらっしゃる鎌倉だから、
これからも安心して暮らしていける、と心強く思いました。
お父さん達、ありがとう!

この海で、ふくしまっ子たちを待ってるよー