想いは海を越えて~楽宿準備活動報告~
2012.07.13 02:36|かまくらあそび楽宿|

こんにちは。
今日の鎌倉は前線の影響でものすごい強風と時折の雨。
荒れ模様のお天気でした。
そんな中、郵便屋さんが軽快にバイクでわが家に荷物を届けてくれました。
なんとニュージーランドから!

箱の中身は・・・こらこらこらっ!
見えないっ!どきなさいっ!

えーと、失礼しました。
改めまして箱の中身はですね、NZメイドのナチュラルスイーツです!
わー、たくさん入ってるね。
こちらの贈り物はNZ在住で2人の女の子のお母さん兼ナチュラル
オーガニックショップをネットで展開しているRongorongoの店主、
達乃さんからあそび楽宿にと寄付されたものなのです。
震災以降、海の向こうから日本や被災地に胸を痛めていた達乃さん。
何かできることを・・・と常々気にかけていてくださいました。
そんな折、前回のあそび楽宿のこと、今回の第2段企画を話したところ
何か支援させて~!と申し出てくれたのです。
お母さん目線でセレクトしてくれた支援は、こどもが大好きなおやつ!
そしておいしいだけではなく、からだに優しいことも考えてくれました。
クラップルズというフルーツスナックで原材料はすべてNZ産。
小さくカットされたリンゴにブラックカラント果汁をたーっぷり吸い込ませて
乾燥させたナチュラルスナックです。
ひと技効かせたドライフルーツといったところでしょうか。
小袋入りだから海遊びのちょっと休憩にぴったりですね。
あつーい浜辺でちょっと甘酸っぱいおやつ。
栄養補給にもなるし、さすがのセレクトです。

段ボールの中に小さなお手紙を見つけました。
達乃さんと彼女の長女ちゃんから、ふくしまキッズへ。
あたたかなメッセージです。

NZでも大きな地震があったのは記憶に新しいところですが
子を持つ母として、原発事故以降のふくしまのこどもたち
への想いがずっと心にあった達乃さん。
こどもたちへの想いがこの箱いっぱいに詰められていました。
達乃さん自身も鎌倉で高校生活を過ごされていて、鎌倉を
こよなく愛しています。
そんな場所にふくしまからこどもたちが来てくれることを
とても喜んでくれました。
ふくしまのお友だちも、たくさんのキラキラした思い出が
できるといいなぁ。
お父さんやお母さん、家族と離れてひとりで新幹線に乗って
はじめてのおうちにひとりでお泊まりする。
こどもにしたら、そして送り出すご家族にとっても、もの
すごい冒険だと思います。
楽しみな半面、不安だってありますよね。
でもね、安心してね。
こっちに来たらどこから来た子とか関係なくなっちゃうから!
こどもたちが喜んでくれさえしたら!
私たちスタッフだけでなく、達乃さんはじめ地元や近隣市内の
支援してくださるみなさんが思うことは、ひとつです。
たーくさん海で遊んで、いっぱい思い出作ろうね。
(記事掲載:F)